緑の獣
主な人物は主婦だ。彼女は毎日のように夫が仕事に出た後で、一人で家に残る。私は、 よく一人でいるために、とても寂しくなるだろう。したがって、頭が変になるのではないかと思う。ある日、緑の獣は彼女の椎の木の上から出て来る。
変なことが好きな人に「緑の獣」を薦めると思う。普通の話だけ好きな人は、「緑の獣」を好まないだろう。私の経験から 、話について理解するまでに、長い時間考えなくちゃいけなかった。だから、話について考える時間がある人に薦める。
ブラザットンソフィー
小川徉子の「キリコさんの失敗」という話は、子供話者の視点から書かれている、キリコさんという名のお手伝いさんの話だ。私は七ページだけを読んだけれど、とても可愛らしい話だと思う。好きな部分は子供話者のキリコさんの印象が分かることだ。二人の関係は特別だと思っていた。話者と自分のお母さんは親しい関係があまりなさそうだから、話者は本当にキリコさんを畏敬する。私はその心温められる感じを受けたのはびっくりした。
私は話を選んで見ていた時、色々な小川徉子の話を考えた。インターネットで、小川徉子の「はじめての文学」という話集のブックレビューを読んだ。書いた人は「キリコさんの失敗」は運命の考えを話したと書いていたから、興味を引いた。しかし、私が読んだ部分はこのテーマについてまだ内容が書かれていない。それでも、楽しい話だと思う。私の読むレベルから考えると、「キリコさんの失敗」の話は少し難しすぎた。漢字がいっぱいあるから、読むのはとても長い時間がかかった。そのために、話を読み終えることができなかった。
幼年時代の郷愁に興味がある人にこの話を進める。読んだ時、私に一番強く残った印象は、子供でいる感じの描写され方だ。話者の子供らしさは特によく描写された。話者の興味がある物、読むと書くのが大好きなこと、キリコさんに心酔することなど、全て私に自分の幼年時代を思い出させる。もう一つ、最初の七ページを元にして、気持ちが良い話を読みたい人にも進める。私が読んだ部分は明るくて、ポジティブな気持ちを伝えている。この話はすべて可愛らしくて、幼年時代の無邪気さについての話だ。とても楽しかった。
--ジョナス英恵
私は「君へ。伝えたい気持ち」という本を読んだ。この本は一人の作者が書いた本ではなく、37人の作家が一人一人3〜4ページの短い話を書いて、三十七話の随筆集となる。「君へ。伝えたい気持ち」というタイトルは三十七話の文は全部、人と人の交流をテーマにした文だということだ。ノンフィクションを読みたいから、この本を選んだ。この本の文章は理解しやすい言葉で、一つ一つ3〜4ページしかなくて、とても読みやすい本だと思う。
作者は若い頃の出来事を思い出して、今のような便利な通信技術のなかった時代だから、携帯電話とメールの普及に対する不思議と感謝の気持ちを語った話が何篇かある。私たちはインターネットや携帯などが当たり前だと思われる時代に生活して、交流はあまりに便利になって、連絡を取れない生活を体験したことがない。時々親と友達のやりとりも「面倒くさいなあ」と思ってしまい、便利なのに、伝えたい気持ちを伝わないまま、距離が離れてしまう。この本を読んで、私たちは伝えたいことをちゃんと話して、交流の機会を大事にしなければならないことを改めて確信した。
この本はだれに対してもとてもいい参考になる本だから、みんなに薦めたいと思う。人と人の交流はもっと楽しく生きるために、もっと温かい世界を作るために、一番大切なことの一つだと思う。この本で書かれた私たちが経験したことがない年代と出来事などを通して、周りの人との交流に対して新しい考え方ができればいいと思う。
わたやリサさんと言う若い作者はこの本を書いた後でアワードをもらった。この本は大人になっていた若者のアイデンティティや社会的の問題を伝えている。リサさんの書き方はすばらしくて若者の問題を良く表現出来ていると言われているから、アワードをもらったのだと思う。私はそのレビューを読んで、興味を持った。若者の話は面白いと思うから、どうやってリサさんがその話について書くのだろうかと考えた。
一番心に残った事は主人公のはちさんの表現と反応だった。この本ははちさんの表現と反応がなかったら、つまらなくなるかもしれないと思う。はちさんは素直に考え方を読んでいる人に伝えているからだ。例えば、物語のある時に、アイドルが大好きなになかわと言う男の人と話していて、はちさんは「そんなわけないだろう。」とか「へんだ。」と言うのような言葉を考えた。作者はそんなふうにキャラーの表現を伝える事にはもっと深い意味がある。それはあの二人の個性だ。そして、この二人の表現は性格を表して、他の本のキャラーとの関係をどうやって影響するかも表しています。
どうやってはちさんが高校生として生き続けていると、どうやって友達を作って来るのだろうか。「蹴りたい背中」を読みながら、そんな質問を考えながら本を読み終える事が出来た。
日本語を勉強している生徒たちにこの本をすすめたいと思う。「蹴りたい背中」は高校生のいのちについて書いているから、良く関係する事が出来ると思う。それに、日本人の高校生についてならいたかったら、日本語を勉強している外国人はこの本を通して日本についてならう事出来ると思う。
ートレドマリアナ
「おーいでてこーい」
「おーいでてこーい」は星新一の有名な作品の一つだ。話の最初から、ある人はキツネの穴が会ったそうだ。穴に大きい声で「おーいででこーい」と言ったけど、反響(はんきょう;echo)が聞こえなかった。だから、みんなは穴に悪い物とかほしくない物を入れて、社会の問題を簡単に取り除いた(とりのぞいた;removed)。でも、物はどこに行ったか分からなくて、最後に厳しい結末(きびしいけつまつ;severe ending)があった。
話の漢字は時々難しいけど、話はおもしろいし、短いからいい漢字練習(れんしゅう;practice)だと思う。だから、誰でもこの本を読んでもいい。とくに、若者が読んだら、生き方に恩恵を受ける(おんけいをうける;will benefit)ことが出来る。若者は世界の将来(しょうらい;future)のために強い影響(えいきょう;influence)がある。私たちの行動(こうどう;actions)の結果を意識(いしき;consciousness)しなければいけない。問題があったら、簡単な解決(かんたんなかいけつ;easy solution)が出来ない時もよくある。決定(けってい;decision)をする前に、どんな結果になるについて真剣(しんけん;seriously)に考えた方がいいと思う。
「ボッコちゃん」
「ボッコちゃん」は星新一のもう一つの有名な作品だ。この話にも最後の部分で星は急にメッセージを伝えた。この話のメッセージは少しこわかったので、読んだらちょっとびっくりした。少し 残酷(ざんこく;cruel)なテーマがあるから、子供達じゃなくて大人達が読んだ方がいいだろう。でも、話は短いし、たくさん対話(たいわ;dialogue)もあるし、読み やすい。どのレベルの日本の学生にも読んでもらってもいい! 「ボッコちゃん」にもいいメッセージがあったそうだ。社会は技術的(ぎじゅつてき;technology)に依存(いぞん;dependent)したら、悪い影響があると思う。ロボットとか他の機械(きかい;machines)を使い過ぎた方は危険(きけん;dangerous)だそうだ。
この二つの作品は世界で有名で、色々な言語に翻訳(ほんやく;translated)されているから、この話の感想(かんそう;impression)を書く事は大切だと思った。両方の話は短いし、面白いし、いい日本語の練習になるし、大切なメッセージもある。サイエンスフィクションとか世界の将来について興味(きょうみ;interest)があったら、この話を お薦める(おすすめ;recommend)。
--クリスティハモンド
高校時代に、この本のことを聞いたことがあるが、その時、宮沢賢治の伝奇的な人生をあまり知りなかったし、ただ子供のために書いた簡単な童話だと思った。賢治の代表作として、いったいどうしてそのような高い評価がもらえるか、どうやって作者の個人スタイルが反映できるか、どんな主旨を言い表すつもりか、本気に興味があった。そういう理由で、この本を選んだ。
確かに、この童話の筋はあまり複雑じゃない、最初に私を強く引きつけたことは作者の文筆だ。賢治は美しい言葉を通して、独特な話を書いて、自分が作っている世界を絵巻みたいに読者の目の前に広げる。星、川、リンドウなど自然の要素が童話の中にあふれて、架空の要素と共に、宇宙の広さと偉さを表現して、作者の想像力も感じる。
前に賢治の人生をしらべたら、話を読むと、考えさせられることがひとつある。賢治の具合はいつも悪い状態で、その作品が始まる前、大切な妹も病気でなくなった。作品中の主人公は、多分賢治自身と妹を現すかもしれない。作者の人生が分かれば、作品がもっと理解できる。